カスタマイズガイド

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ガレージづくりを進めていく中での
重要なポイントや商品の設定方法など
解決のためのヒントを集めました

ガレージ

木製ガレージとスチール製ガレージはどちらが優秀??

どちらを選べばいいの? こんな疑問をいただいているオーナー様はたくさんいらっしゃいます。  どちらにもそれぞれの特性があり、優劣のつけれるものではありませんが、それぞれの構造の特徴を理解しておくと、ご自身の理想のガレージに出会えるかもしれません。 スチール製ガレージの特徴 まずはスチールガレージの特徴から。国内大手ガレージメーカーのほとんどが採用している工法です。 数は少ないですがアメリカン輸入ガレージでもスチール製の販売がありますね。   メリットとしてはなんといっても鉄性なので剛性が強く、ガレージのように柱のない広間を作るのには最適な構造です。   さらにシロアリ被害や湿気による腐れが見られず長期的な建物の維持管理がしやすいことも特徴です。工場で規格化された部材は現場で組み立てるだけと、工期短縮が可能なのも大きなメリットですね。 スチール製ガレージのデメリット デメリットは、カスタマイズ性の低さが挙げられます。昔と違って最新のガレージライフは車を駐車するだけにとどまらず、真夏や真冬でもガレージ内では快適に車いじりに時間を費やしたり、DIYで好みのインテリアに仕上げたり、ときには仲間と酒を酌み交わし愛車談義に花を咲かせたりと、居室としての役割も求められるようになってきました。   断熱工事ができたら真夏でも快適に!と思うことがあっても、スチールガレージではカスタマイズに大きな費用がかかります。(一度室内側にもう一度壁を設け断熱工事をするなど)そして棚ひとつ取り付けるにも、下地が鉄というのはなかなか骨が折れる作業になってきます。   そしてコストの問題も気になるところ。やはりスチール製は木製よりも1.5倍ほどコストがかかってしまうんですね。近年部材の単価が値上がりを続けているので、こうしたところの影響は大きいでしょう。   雪が多い地域には不向き?! アメリカンスチールガレージについては、上記の特徴のほかに大きなデメリットが存在します。それは屋根・壁の排水方法。基本的にこの手のガレージの多くはアメリカのカラッとした天候の暖かい地域が多いです。   つまり雪が降ることを想定していない構造なんですね。アメリカンスチールガレージの屋根・壁は一枚一枚のパネルを引っ掛けながら取り付けられています。   そこには溝があり、雨が降るとその溝を通って雨が前後に排水されます。しかし雪が降るとこの溝が凍りつきドレン機能を低下させ、最悪の場合室内側に雨水が滲み出てきてしまいます。雨から守るためにガレージに入れた愛車を雨漏りで濡らしてしまっては本末転倒ですね。 木製ガレージの特徴 ここからは木製ガレージの特徴をお話ししていきます。 木製と言っても実はいくつかの工法があるのをご存知ですが、一般的に日本の住宅などで採用されているのが「在来工法」といわれるものです。   これは柱と梁で構成された木組の構造になりますが、Master’s Garageが採用しているのはツーバイフォー工法と言われる、北米で多く採用されている構造になります。 日本でも大手ハウスメーカーや輸入住宅が採用しているのも見かけますね。これは壁パネルで構成していく構造で、耐震性や気密性に優れた特徴があります。   ただし住宅においては間取りの自由度が限られるので在来工法の方がスタンダートなんだと思います。   さらに小屋組の構造は「トラス工法」を採用しております。こちらは木造の体育館や倉庫など大型木造建築に多く見られる構造になります。 木製ガレージのメリット さて、気になるメリットとデメリットをご紹介していきましょう。   スチールガレージとの対比の話だからということはないですが、メリットはスチールガレージのデメリットに強いことが挙がられます。   まずは断熱工事が低コストでかつ簡単に行えます。季節に関係なく快適な環境はやはり魅力的ですね。 ヴィンテージの乗り物を保管する際には、エアコンや除湿器を活用される方もいらっしゃいますが、建物の環境が良くなければそれらの機械設備も役割を果たしません。 大切なお車を守るのは意外と大事なことなんです。   さらに、お車に良いことは人間にとっても良いこと!外部の環境に左右されることなく過ごせる空間なんて本当に素敵ですよね。 家庭用のDIYツールがあれば、棚をつけたりフックをつけたりと、木が相手なら簡単に行えます。 木製ガレージのデメリットは...? そして気になるデメリットは、スチールガレージのメリット部分が補えないと思われる方も多いかもしれませんが、決してそのようなことはございません。   先ほどご紹介したように、ツーバイフォーとトラス工法を使った工法であることがこの差を縮めました。 建物の耐震性はツーバイフォー工法がきっちりカバーし、大型倉庫にも使われるトラス工法が柱のない大空間を実現しました。     そして標準採用している外壁材のバイナルサイディングはノンシーリング工法で耐久性も抜群なので、ノーメンテで何年もご利用いただけます。(一般的に外壁材のメンテは外壁材の寿命よりも先にシーリングの劣化による補修が必要になります) 沿岸部では鉄は錆びますが、バイナルサイディングであれば全く気にする必要がございません。   さらには気になるシロアリ被害については住宅のように気にする必要がありません。 当社施工のガレージには基礎の立ち上げを必ず設け、その部分は常に露出した環境です。 被害を受けにくい環境であることはもちろんですが、もし問題があれば早期発見ができるので、深刻な問題に発展することはありません。   代表的な特徴をご紹介しましたが、正直デメリットがあまりに少ないガレージだと思われます。 他にも気になることがなんなりとご質問ください。
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